コロナ禍における業務について

福岡県下においても緊急事態宣言が発令され、一向におさまる気配がありません。
現時点では所得税の確定申告期限の延長は発表されておりませんので、基本的には3月15日が申告期限となります。
この時期は来所される方が多いのですが、必ずお電話いただき日時の調整をお願いしたいと思います。
お手数をおかけいたしますが、よろしくおねがいします。

なお、公的年金受給者に対する源泉徴収票がお手元に届いている時期ですので、他の資料とともに持参いただければと思います。


ご協力をお願いいたします

新型コロナウイルス感染防止措置として、福岡県下に緊急事態宣言が発令されております。

緊急事態宣言にもとづき、感染防止作として
職員を在宅ワーク勤務としております。
当事務所にお越しの際は必ず事前にご連絡をお願いいたします。
事前にご連絡ない場合は、対応を控えさせていただきます。

何卒ご協力をよろしくお願い申し上げます。

レシートも立派な領収書です

今回は今までとは違って消費税率が複数になりました。
取引によって8%のものと、10%のものとに別れます。
TVなどのメディア等では、「テイクアウトの出来る飲食店で、 店内飲食は10%・持ち帰りだと8% 」ややこしいですね~、なんてやってますが、法人・個人事業の経理担当者にはそれ以上にややこしい問題があるのです。
例えば、事業に使う物品をホームセンターで買い物をした場合に、文具だとか・ゴミ袋、トイレットペーパー、ミネラルウォーター等購入することが多いかと思います。
このお買い物を記帳する場合に、上記の場合だとミネラルウォーターは8%、その他は10%の税率ですので、それぞれ区分して伝票に記入し、会計ソフトに入力することとなります。
経理担当者ご自身で伝票起票なり、入力なりされる場合、この点に十分ご注意ください。

当事務所に記帳代行を依頼されている場合は、ホームセンター等でこのようなお買い物をされる際は、必ずレシートを貰ってください。
わざわざレジで「領収書ください」と仰って、レシートとは別に「領収書」という様式のものを発行依頼することがあるかと思いますが、この「領収書」には、
品名等の記載がありませんので、今までも、材料費?、消耗品?、雑費?、福利厚生費?、交際費?とどの勘定科目を使うのか悩んでおります。
さらに今回からは、消費税率が10%か8%かと確認する作業が増えますので、作業に余計に時間がかかるようになりますし、当然税務署さんも税務調査の時に、
重点的に確認するはずです。
普通に発行されるレシートであれば、品名も記載されておりますし、食料品の場合(軽減税率の物)の場合、品名の横に※印等の印字があると思います。
10%・8%の確認のためにも、レシートの保存をお願いいたします。

こういった時に大きな武器になるものが、領収書等をスキャナで読み込んで自動で仕訳をしてくれるシステムです。
10%・8%の区分も自動的に一瞬で終わりますので非常に楽です。
この機会に導入を検討するのも良いですね。

なお、食料品等を販売されている事業者は領収書や請求書に税率ごとの区分記載が義務付けられましたので、手間がかかりますがよろしくお願いいたします。


TVなどのメディア等では

AIを活用するために必要なもの

経理業務におけるAIの活用について、なんだか難しいイメージやコストがかかるイメージを持たれると思いますが、意外と簡単なのです。
AIを活用するために必要なものはデータです。
データをどのように用意するか=AIを活用するための必須条件となります。

具体的には、
1.インターネットバンキング
2.クレジットカード明細のWEB化
3.現金出納帳をEXCEL等の表計算ソフトで作成
4.請求書、領収証をスキャナで画像に変換(スマホで撮影でもOK)
5.レジをiPad等のタブレットによるレジに改修

以上の5つのポイントをそれぞれ解説すると

1.インターネットバンキング

これについてはすでに導入されている方も多いと思います。
取引明細をCSV形式でダウンロードしていただくか、会計システムから直接インターネットバンキングへログインできるように、ID・パスワード・電子証明書を設定していただければ、口座の取引から仕訳が自動生成されます。
例えば、毎月10に電気代か引き落とされているのであれば、
○月10日 水道光熱費/普通預金 25000円 電気代九州電力
このように自動で仕訳を生成します。
もちろん、売上金の入金や、仕入・外注費の支払も売上なのか仕入なのか、外注費なのか一度設定すると、翌月から同じ相手に対しての取引を自動で仕訳します。
極端に言えば、一度設定が済んでしまえば一月分の取引明細をわずか数秒で仕訳に変換し、入力が完了してしますのです。

費用としてはインターネットバンキングの利用料(法人・個人事業主で月額1500円程度)と、システムの連携費用が月額1000円ほどです。(連携費用がいらない場合もあります)

2.クレジットカード明細のWEB化
 クレジットカード明細をWEBで確認出来るように設定していただければ、
 インターネットバンキングのときと同じように一瞬で仕訳が完了します。
 WEB明細の費用は通常無料で行なえますし、あえて紙の明細を出すと100円程度かかっている場合がありますので、その分経費が減ります。
 会計システムについては、連携費用が月額1000円ほどかかりますが、インターネットバンキングも導入されていれば、クレジットカードの連携は無料です。

3.現金出納帳をEXCELなどの表計算ソフトで作成

 ご自身で現金出納帳を作成していただければ会計システムにて変換をかけることにより、一瞬で仕訳が完了します。特に費用は発生しません。 

ただし、EXCELなどで作成したものを紙で頂いた場合は、一仕訳あたり20円ほど料金が発生しますが、当事務所との契約内容によっては追加料金無しのプランもあります。

4.請求書・領収書をスキャナ等で読み込む

 これを行うためにはスキャナ等が必要なので初期費用が2~10万円(スキャナの性能によります)かかりますが、一度これをやるとあまりの便利さに驚きます。

 準備することは、大まかに領収書をサイズごとにまとめていただいて、スキャナに通すだけです。
特にレシートを読み込む場合は、レシート内の店名、電話番号から業種を自動判定して、大まかに勘定科目をソフトが決定します。
 もちろん間違いもありますので、チェックして修正するごとに精度が向上していきますので、どんどんスピードアップ出来ます。
手書きの領収書についても、AIが判定するシステムと、人力で入力してくれるソフトの2種類があります。
 利用料としては、1仕訳当たり20円となりますが、前述の追加料金足プランもあります。
 10月からの消費税の複数税率も、このシステムを使えば10%分と、8%分を自動で判別してくれるので心強いです。

5.レジをiPad等のタブレット端末を利用したものへ変更

 最近飲食店などでよく見かけるようになりましたね。これを用いると売上は自動で仕訳完了!
 クレジットカードや、各種スマホ決済、交通系ICカード等の決済を導入するのであれば、タブレット端末のレジを利用しない手はありません。

飲食店などでのレジ改修は、現在補助金を受けられますのでお安く導入できます。(おすすめはAirレジです)
端末、レシートプリンター、キャッシュドロワーのセットでの導入がおすすめです。
 レジの月額利用料は無料で、会計システムとの連動には別途1仕訳20円か、コミコミプランがあります。

以上概要を説明いたしましたが、文章だけではイメージが掴めないと思いますので、是非一度お問い合わせください。





PCのメンテナンス

休日を利用してPCのメンテナンスを行いました。

当事務所のクライアントPCのうち3台についてはOSがWindows7でした。

ご存知のように2020年の1月にはマイクロソフトによる延長サポート期限も終了するため、セキュリティの観点からOSの更新の必要がありました。

5月までの繁忙期も終了したため更新作業に着手しました。

メニューは、OSのアップグレード、メモリの増強、SSDへの換装及、CPUグリスの交換です。

HDDからSSDへ換装することによりレスポンスが大幅にUPし、業務が快適に行なえます。

SSDに換装するのでOSはWindows10をクリーンインストールしました。

メモリも4GB→8GBへ、ファン等の清掃のついでCPUグリスも熱伝導率の高いものに交換しました。

PC本体はFUJITSUのビジネスモデルですので整備性も良くて快適です。

OSを入れ替えたことにより、Office365も導入し環境を一新しました。

これであと数年は大丈夫です。

(PCはトラブルが起きる前に定期的に入れ替えるほうが安心です。当事務所では5年で更新してます)

Windows7をお使いの皆様も早めに移行作業をされたほうが安心ですよ。

当事務所ではPC関連のトラブルに付いてもアドバイスさせて頂いておりますので、なんでもご相談ください。

一度ご相談ください

今現在他の税理士へ依頼されている方も多いと思います。しかし、他の税理士の意見を聞いてみたいと思うことって多くないですか。

税務判断、経営判断、AIの導入、経理の問題、労務の問題、他の士業の紹介、生命保険の見直し等、なにかお役に立てることがあるかもしれません。

契約している税理士が高齢のために廃業した、現在の税理士とは反りが合わない等、契約している税理士への不満・不安もあるかと思います。当然私も同じようにお客様から不満を抱かれていると思います。日々努力し改善しているつもりですが、至らない点が多くご迷惑をおかけしているかもしれません。

お医者さんにも専門があるように、税理士にも得意な分野、不得意な分野があります。まずは一度ご相談ください。